ED治療薬「レビトラ」の効果と仕組みについて解説!

レビトラは第2のED治療薬!基本的な効果はバイアグラと同じ

レビトラは、バイアグラの次に開発されたED治療薬です。2004年から、「バイエル薬品株式会社」が製造・販売しています。

基本的な効果は、バイアグラと変わりません。バイアグラと違うのは、使われている有効成分です。バイアグラには、有効成分に「シルデナフィルクエン酸塩」が配合されています。一方、レビトラに使われている有効成分は「バルデナフィル塩酸塩水和物」です。

バルデナフィルには、水に溶けやすい性質があります。そのため、バイアグラに比べても即効性が高いという特長があります。

バイエル薬品株式会社から販売されているのは、レビトラ10mg、レビトラ20mgの2種類です。

臨床試験として、国内用量反応試験が行われています。レビトラとプラセボ(偽薬)の効果を比較した結果、優位なED改善効果がみられました。発売以降、国内では大きな問題は起こっておらず、安全性が実証されています。

バイアグラに比べて、陰茎に局部へ選択的に作用するため、他の部位への影響が軽減されています。

レビトラの特長は効果の出る早さ!水に溶けやすいから飲んで20分で効果が出始める

レビトラの特長は、バイアグラに比べて効果が出るのが早いことです。

レビトラには「バルデナフィル塩酸塩水和物」という有効成分が含まれています。バルデナフィルは、水に溶けやすい性質があります。そのため、バイアグラよりも体に吸収され、効果を発揮するスピードが早いのです。

レビトラの効果が出てくる時間は、服用後20分から40分ごろです。持続時間は10mgで約5時間、20mgで7時間から10時間です。効果の出る時間や持続時間には個人差があります。

レビトラは、バイアグラに比べて、食事の影響を受けにくいという特長もあります。

食事のあとは、食べ物に含まれる油分が腸の中で膜を張るため、薬の吸収が妨げられてしまいます。そのため、バイアグラは、空腹時に服用することが勧められています。

レビトラの添付文書には、「標準的な食事(総エネルギーに占める脂肪の割合が約30%)」を摂ったあとにレビトラを飲んでも、効果に影響はなかったと記載されています。そのため、脂っこいものを避けさえすれば、食後に飲んでも問題ありません。

レビトラは血管を広げて陰茎の血流を改善する薬!性欲を増強させる効果はないので注意

レビトラは、血管を広げ、陰茎内に血液が溜まるのを助ける薬です。

脳が性的刺激や興奮を受けると、一酸化窒素が放出され、陰茎の細胞内でcGMPという物質が増加します。cGMPは、血管を拡張させる作用があります。

cGMPにより陰茎の血管が広がると、そこに血液が流れ込み、陰茎が膨らみます。勃起はこのような仕組みで起こるのです。

性的興奮がおさまると、今度はPDE5と呼ばれる酵素が増加します。PDE5は、cGMPの働きを阻害する働きを持ちます。PDE5の働きがcGMPを阻害することで、勃起がおさまります。

cGMPの量が少なかったり、PDE5の量が多すぎたりすると、正常な勃起ができなくなります。

レビトラは、PDE5の働きを阻害する作用があります。PDE5を阻害し、cGMPの働きを相対的に強めることで、正常な勃起ができるよう働きかけるのです。

このように、レビトラはあくまで「血管を広げる」薬です。媚薬のように性欲を高める効果はありません。「飲めば勝手に勃起が起こる」「効果が続く限りずっと勃起し続ける」というわけでもありません。あくまで、普通の勃起ができるようになる薬です。また、女性がレビトラを飲んでも効果はありません。