レビトラを飲むときは飲み合わせに注意!持病によっては使えないことも

高血圧や不整脈の薬、一部の抗生物質との併用は厳禁!重い副作用で命の危険につながる

レビトラを飲むときは、他の薬との飲み合わせに注意しましょう。

レビトラには、一緒に飲んではいけない「併用禁忌薬」があります。ED以外の病気の治療で薬を飲んでいる人は、その薬がレビトラの併用禁忌薬ではないか、あらかじめ確認することが大切です。

レビトラの併用禁忌薬として代表的なのが、狭心症の治療に使われる硝酸剤です。他にも、不整脈の治療薬「アミオダロン塩酸塩錠」や、肺高血圧の薬である「アデムパス錠」、抗ウイルス薬の「リトナビル」などが挙げられます。

硝酸剤は血管を拡張して血液の流れをよくする薬です。一方、レビトラも血管を広げる作用があります。2つの薬を一緒に飲むと、血管が広がり、血圧が下がり過ぎてしまうのです。

血圧が下がりすぎると、血液が全身に行き渡らなくなります。その結果、脳や臓器の血液が不足し、命に関わる事態に発展する恐れがあるのです。

アデムパス錠も血管を広げ、血圧を下げるため、レビトラと併用できません。

アミオダロンとレビトラを併用すると、脈が乱れることが報告されています。

リトナビルなど、一部の抗生物質は肝臓の代謝機能を下げます。すると、レビトラの成分が体から排出されにくくなります。成分が体に溜まり効き目が強くなると、重い副作用が起こりやすくなってしまうのです。

心血管系の病気や重い肝障害、一部の抗生物質を使っているとレビトラを使えない!

レビトラは、持病や服用中の薬によっては使えないので注意しましょう。

不安定狭心症の人や、6ヶ月以内に脳梗塞や脳出血、心筋梗塞が発症した人、先天性のQT延長患者やHIV治療を受けている人は、レビトラを服用できません。

狭心症は、冠動脈という血管が狭くなり、心臓に十分な量の血液が届かなくなる病気です。

狭心症の治療には、硝酸剤が使われます。硝酸剤とED治療薬は、どちらも血管を広げ、血圧を下げる作用があります。2つの薬を併用すると、重い低血圧が起こってしまうのです。

性行為中は、性的興奮や運動により、血圧や心拍数が上がります。心筋梗塞や脳出血を患ったことがある人は、血管に負担をかけないよう注意しなければいけません。症状の重さによっては、性行為そのものができません。よって、性行為を行うための薬で、血管に作用するレビトラも使用できません。

先天性のQT延長患者は、不整脈の治療薬を服用します。不整脈の治療薬とレビトラを併用する、と心臓の動きに異常をきたす可能性があります。QT延長症候群は、EDよりも優先して治療される病気です。そのため、QT延長症候群を患っていて、治療薬を飲んでいる人は、レビトラを服用できません。

HIV治療のため抗ウィルス薬を服用している人も、レビトラを使用できません。一部の抗ウイルス薬は、レビトラの成分が体から排出されるのを妨げます。レビトラの成分が排出されず、体内に溜まることで、副作用のリスクが高まってしまうのです。

α遮断薬やマクロライド系抗生物質、アルコールやグレープフルーツに注意

レビトラと一緒に飲むと、副作用が起こりやすくなる薬があるので、注意しましょう。

レビトラとの併用に注意な薬は、「カルペリチド」や「α遮断薬」、「マクロライド系抗生物質」、「ビカルタミド」です。

レビトラの有効成分は、肝臓や小腸で「CYP3A4」と呼ばれる酵素に代謝されます。

マクロライド系抗生物質や、がん治療薬のビカルタミドは、CYP3A4を阻害する作用があります。これらの薬とレビトラを併用すると、レビトラの有効成分が排出されず、副作用が起こりやすくなるのです。

α遮断薬は、高血圧や前立腺肥大症による排尿障害の治療薬です。カルペリチドは、心不全の治療に使われます。これらの薬は、血圧を下げる作用があります。一方、レビトラは血管を広げ、血圧を下げる作用があります。2つの薬を併用すると、血圧が下がりすぎてしまうのです。

レビトラと一緒に摂らない方がよい食べ物や飲み物もあります。グレープフルーツや多量のアルコールは、レビトラと一緒に摂らないようにしましょう。

グレープフルーツに含まれているフラノクマリンという物質は、CYP3A4を阻害する作用があります。そのため、グレープフルーツとレビトラを一緒に摂ると、レビトラの副作用が起こりやすくなります。グレープフルーツの果肉だけでなく、果汁が入った飲み物も同様です。

多量のアルコールは、神経の伝達を鈍らせ、勃起機能を下げる可能性があります。適量であれば問題ありません。

頭痛薬や風邪薬は、レビトラと併用しても問題ありません。

レビトラを処方してもらうときは、今使っている薬がレビトラと併用しても問題ないか、医師に相談しましょう。